登記に挑戦してみよう!

土地探し

 無事、土地を購入する運びとなったのですが、次は実際の契約です。
こちらとしては家を建てるのもの初めてなら、土地の契約も初めてで分からないことだらけです。
土地を購入することになったランドプランさんの話では、今後、

  1. 不動産売買契約(手付金10万円が必要)
  2. 売買準備期間(資金の準備、売主さんの所有権移転準備)
  3. 残金決済・登記手続き(大体契約日から1~4週間後位が目処)

が必要になるとのことです。

 不動産登記に係る費用はネット情報によると売買代金のおよそ1割と云われており、200万円の土地の場合、約20万円程度になります。不動産登記とは、その作業内容の割に費用が高額という思い込みと経費削減のため、じゃあ、自分でやってみようと思い、不動産登記について勉強することにしました。

 手っ取り早く登記について知るために、先ずは小説仕立ての「自分で登記をする会1」という本を購入し読んでみることにしました。この本は、一昔に流行った「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のような基礎知識ゼロの主人公の物語を通じて専門知識を学んでいけるというスタイルです。
 この本によると”「登記」は自分で行うことが原則”であり、昔は自分で登記することは珍しいことではなかったとのことですが、現在では「土地家屋調査士」や「司法書士」の独占業務となり原則が例外のようになってきていると書かれていました。

 これで俄然、やる気が湧いてきまして、ランドプランの高野さんに所有権移転登記を自分でしてみようとの旨を伝えたところ、
「所有権移転については自分の所有する不動産であれば全然大丈夫なのですが、売主様が絡むので、出来れば司法書士を通していただければと思っております。というのは、所有権移転の場合は、『現所有者の権利証・印鑑証明書・実印を押した書類』という、非常に重要な書類を頂く事になるのですが、その辺で抵抗感(恐ろしさ)を感じさせる場合があるからです。それらの書類があれば、やろうと思えばそれで色んな芸当が出来る可能性があるので、その辺は売主様に無用な心配を掛けないよう、司法書士を通して手続きいただければ幸いです。」

 との回答を頂きました。

 なるほど、200万という破格の値段で地面を売って下さる売主さんに対して、不信感を抱かせるのは私も望むところではありません。私が望むのは、セルフビルドを通じて自分たちだけの満足だけでなく、それに関わる人や企業、地域が少しでも幸せになることです。
 よって、土地の所有権移転についてはセオリー通り司法書士さんにお願いすることになり、無事土地を購入することが出来たのでした。

かかった費用は以下のとおり 

項 目金 額備 考
土地購入費2,000,000円手付金10万円を含む
所有権移転登記手数料45,600円
司法書士手数料40,580円自分で行えば省略できるところ
仲介手数料108,000円
収入印紙(売買契約書)1,000円
住民票300円
印鑑証明書300円
トータル2,195,780円

そして、上記に、所有権移転日~12月31日までの固定資産税が必要でした。
ちなみに、土地の登記簿謄本は、不動産の所在地の法務局が取得できます。一部600円でした。

~あとがき~
 今回、所有権移転についてはプロの方にお任せすることになりましたが、家づくりにはまだ「表題登記・所有権保存登記」という登記作業が残っています。これらの登記作業については私個人で完結する作業なので、家が出来た際にはぜひ挑戦してみたいと思います!

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