その1 金屋町石畳通りの土地

土地探し

 現在住んでいる町内の近所に、昔ながらの町家と鋳物師の作業場や土蔵など鋳物製造に関わる建物が残る千本格子の家並み「金屋町」があります。(平成24年、重要伝統的建造物群保存地区に指定。)
この金屋町では昔から弥栄節(やがえふ)という踊りがあって、6月には町の通りを流し踊る「御印祭」というお祭りが催されます。(そのため、周辺の学校では運動会でフォークダンスの代わりに弥栄節を踊るという習慣があったりします。)
 また、最近では秋にもイベントが開催されており、古民家を改修したクラフトビール屋さんや美容院、民泊施設が相次いでオープン、じわじわではありますが、確実に町が息を吹き返していっている感じです。

 とはいえ、賑わっているのはイベント時だけで、普段は閑散としており、ポツポツ空き家もあったりします。まちなかでもあるし、県内外から定住する人がもっと増えればもっと盛り上がるのになぁと密かに思っていました。
そこで、金屋町定住促進を行っている団体金屋町元気プロジェクトさんに相談し、以前から気になっていたメイン通り沿いの「ある空き家」について、問い合わせていただきました。

【結果】
 家主さんは、「当面、その空き家を手放すことも貸すつもりも無い」ということが分かりました。なんでも、この辺りの物件を所有者の方々は、「金額面での折り合いが付かない」「いずれ戻ってくるかも知れない子供たちのために、取り敢えずキープしておく」などの理由で物件を売りたがらないケースが多いとのことでした。
 全国的に路線価も下がり、不動産が負動産になる中、希望者がいるうちに前向きに検討する方が双方にとってwin-winになるのになぁ・・・と思いつつも、初戦は「交渉の余地なし」であっさり敗退! 残念。

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